2012年1月24日(火)
幸せな時間でした:ダルビッシュ移籍会見
ダルビッシュの移籍会見に行ってきました。4時からの会見で、2時前に到着したときにはすでに長蛇の列。夫に「かーちゃん、鼻毛出てるよ。」とからかわれながら、開場を待ちました。(ほんとに出てた)
マネーボール(メジャーリーグの映画)を見てる最中に、ポスティングを発表しちゃったダル。マスコミの報道をあれだけ否定して来たのに・・・と、少し恨めしく、ダルのニュースを見るたび複雑な気持ちになっていました。
入団してから7年間。毎試合欠かさず応援し、北海道限定の番組で見せる素の姿に「ホントはこういう人なんだ♪」と微笑ましく思い、ニュースや雑誌、本人のブログもツイッターも欠かさずチェックし・・・。ずーーっと見てきた。一度も「メジャー行きたい」と言ったのを聞いたことはありませんでした。
しかし、12月8日ポスティング表明。「人のこころは変わるもの。ダルも同じか・・」とため息しつつも、これまでを振り返ると、どうもつじつまが合わない。
夫が言っていた「彼は単にアメリカでやりたいとかそんなことじゃなくて、いろいろなことを考えてる人間だ・・・(中略)・・・」をせめてもの慰めにして過ごしていました。
そうして、本人のハッキリした言葉がないままレンジャーズとの契約が決まり・・・入団会見が行われ・・・。12月8日から1月24日まで、正直キツかったです。本当にに欠かせない存在になっていたんだな。。
そして、移籍会見。普段から考え方が他の選手と違うところがあったけど、やっぱりダルはひと味違いました。ファンの前で話したいと、テキサスでどんなに聞かれても答えなかった移籍の理由。
「行きたくない。けれど、もっとレベルアップしていくには行かなければならない。」これはテキサスでは言えないか。。(夫の言葉、当ってたね♪)
ダルの言葉をひとことも聞き洩らさないよう一生懸命耳を傾けながら、「こんな素晴らしい選手を応援出来たこと、その選手から大切に思われていること。わたしたちファンはホントに幸せ者だ。。」
あの時間、ドームは今までにないほんわかした不思議な空間になっていた気がします。
最後の方は、嬉しさと寂しさがぐちゃ混ぜになって、いっぱい涙が出てきました。普段、人前では泣かないのに・・・鼻毛出てるのも忘れて泣いてしまったよ。 (テレビに写ってなくてよかった)
トレーニングの時間を削られるのがイヤだからと、優勝旅行にも行かないダルが、テキサストンボ帰りして、会見のために北海道まで来てくれた。
本当にありがとう・・・体に気をつけて、行ってらっしゃい。すごい通算成績だな。。テキサスまでいくらかかるべか・・。