2010年8月29日(日)
イトシン
イトシン…と聞いて、バイクが頭に浮かぶ人は、20年くらい前にバイクレースが好きで見てた人でしょうか。イトシンこと伊藤真一さんが、今季限りで全日本のレースから引退するそうです。。今年の12月で44歳。
昨年末、偶然NHKの「スポーツ大陸」で特集された伊藤さんを見て、変わってないなぁと同時に、まだ走ってたのか!と驚き。しかもトップクラスを維持しているとは。
今や野球ばかり見ている私ですが、20年前はバイクレースをよく観に行っていました。その頃シンデレラボーイと呼ばれていたのが伊藤さん。早いだけでなく、甘いマスクで女子には一番人気。わたしもパドックパスを購入しては、ホンダの辺りをうろうろして、伊藤さんの写真をパチパチ
先日実家に帰った時、アルバムを探してみると写真がいっぱい残ってた。パドックでの写真だけでなく、コーナーの写真や平忠彦のラストランまで・・・懐かしい。当時ライバルだった岡田さん(岡田忠之)は10年も前に引退したそうな。 それが普通で、伊藤さんが普通じゃないんです。
全日本からは引退するけれど、一生レースは辞めないって言っていた。体中骨折だらけ。左手だけでも20回、股関節には人工関節。今年の4月にも肩甲骨を骨折。そんな状態で先週の鈴鹿8耐では2位だったそうです。お金は余るほどあるはずなのに、こんな危険なレースを続けるのは、なぜなんでしょう。とりあえず、大きな怪我せずシーズンを終えて下さい。
※追記:なんと!今日の第4戦 in SUGOで優勝したそうです。おめでとうございます。
20年ほど前にSUGOで撮った写真。見た目と変わらず、ファンにも優しく穏やかな方です。お坊ちゃんぽくて、早く引退しそうな印象だったのに、ここまで続けるとは・・・。(写真:伊藤さん自転車にまたがってますが、レーサーはパドックだの駐車場だのトイレだの・・・広いサーキットの裏を自転車で移動します。移動の途中をつかまえた♪)