Ukiki Pencil

オーストリア9

リーデルグラス

オーストリア最後の朝。あいにくの雨模様です。予定ではリフトで 眺めの良いところへ行く予定でしたが、中止。正直、もうリフトやゴンドラは乗りたくなかったので、ちょっとほっとしました。上着を買ったものの、毎日寒かったから。

リーデルグラス

代わりにリーデルグラスというガラス工場へ。
あまり聞いた事ないけど、有名?らしい。かなり広いフロアに20人ほどの職人が、ひたすらお皿やグラスを作っていました。暑い中での同じ作業の繰り返し。大変そう。作業フロアからずっと高いところに、ギャラリー用の通路があり、たくさんの人が見学に来ています。

眺めていると、フロアにアジア人らしき人がちょろちょろ。偶然、日本の取材の方達が来ていたようです。でも、案内してくれたリーデルグラスのおじさんは「予約もとらずに突然来たんだよ。」とちょっと不満気。

クフシュタイン~ミュンヘン~フランクフルト

さて、あとは帰るだけです。クフシュタインから、もう一度ミュンヘンへ。 そこから飛行機で フランクフルトの空港へ向かいます。

お昼ごはんはクフシュタインのホテル近くのスーパーでサンドウィッチを買いました。対面販売で緊張しました。指差して「これとこれ」、お金を渡して「ダンケシェーン」。だいぶ慣れました。でも、慣れた頃にはさよならですね。サンドウィッチはハーブバターが効いていて、おいしかった♪日本でもこんなバター欲しいな。販売してないかな。

国の香り

こちらに来て何度も感じたのですが、厨房からの匂いが独特の香り。日本のものとは明らかに違います。なんというか・・・バターやクリーム系の香り(発酵バターかな?)。どこの厨房でも似たような香りがしていたのが印象的でした。もしも、外国の人が日本の香りをかいだら、「お醤油やダシくさい」と思うのかな。

おうちへ帰ろう

おうちへ帰ろう

フランクフルトから成田行きの飛行機に乗ります。ガイドさんとも、運転手さんともここでお別れ。旅の間ずっと一緒だっただけに、ちょっと寂しいな。ガイドさんは日本生まれの方だけど、運転手さんは、現地の方だから、もう二度と会えないのだろうなと思うと、寂しくなりました。

そして飛行機へ。なんと!理由はわかりませんが、なぜか 全員ビジネスクラスに変更になったそうです。添乗員さんも驚いていました。ツアーの一部の人が、ということはあるけれどツアー全員がランクアップというのは初めてだったそうです。「JALのヨーロッパ線のビジネスクラスは高いんですよ。」とこっそり。

ビジネスクラス!

実際乗ってみると全然ちがう。足をいくら伸ばしても前には届かないし、乗務員さんがいろいろなもの持ってきてくれるし。

カゴを差し出して「お好きなだけどうぞ」と言われて、緊張しつつ夫、小さなキューブの箱を2つ

チョコレートかしら?

チョコレートだと思ったそうです(わたしも)。 ところが開けてみると、 耳栓!でした。「お好きなだけって言われたけど、3個とか4個取らなくてよかったね」

相変わらずたいくつな機内でしたが、ゆったりとした気分で日本へ帰ることができました。

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